陳情令と魔道祖師 ネタバレ上等 1

お久しぶりです。

こんな放置ブログでも未だに読んでくださる方がいらっしゃるようなので
ありがたいやら申し訳ないやら……すみません。
ですが、あるお話の世界観に嵌ってしまい、
思いのたけを叫ぶ場所として、また自分の忘備録として、
お話にまつわる妄想話を発出する場所として戻ってきました。

その作品とは「魔道祖師」、実写では「陳情令」です。

「耽美な世界観と圧倒的な美しさ」と銘打つだけあって、
「魔道祖師 アニメ」では想像以上の背景が描かれ方の美しさ、
藍 忘機の美しさにびっくり。
実写版って何だかイメジージが……、ブロマンスってなんじゃい！
と躊躇していたものの実写版である「陳情令」にもしっかりと嵌ってしまい……。

ちなみに「ブロマンス」とは、「Brother」と「 Romance」を掛け合わせた造語で、
「強い絆で結ばれた男性同士の関係」らしいです。

つまり、魏無羨と藍忘機は「知己」であり、
非常に親密では あるが性的・恋愛的な要素のないプラトニックな……
何かどっかで聞いたような……
静と動、真逆な性格の主人公たちが魅せる！出会いと絆に魂を揺さぶられる感動作。
って……
あ、SPECの二人みたいです。（男女だけど）
私は、よほどこういうお話が好きみたいですね。（笑）

そこで、需要関係なく
アニメ版、実写版、原作と比べてみたくなった訳です。

世界観の違いとしては、以下とおりです。
「陳情令」は、ブロマンス・ファンタジー時代劇
「魔道祖師 原作」は、ファンタジーBL小説
「魔道祖師 アニメ」は、ファンタジー

中国は規制が厳しく、とてもじゃないけどBLは無理らしい。
とりあえず、「陳情令」よく頑張りました。
ええ、十分萌えましたわ。（笑）

以下、ネタばれ満載なのでご注意ください。

「陳情令」：第1話 目覚め
「魔道祖師 アニメ」：第1話　誅邪（上）/禁断の召喚
「魔道祖師 原作」：第一章　復活「魔道祖師 原作」、第二章　荒狂


岐山温氏による暴虐で世は大きく乱れていた。
雲夢江氏、姑蘇藍氏、蘭陵金氏、清河聶氏は温氏討伐のため結託。
温家との戦いに勝利するが、仙門百家を敵に回した夷陵老祖こと魏 無羨は世を去る。
禁術「献舎」により莫玄羽の肉体を得て再びこの世に現れた。

名場面特集のようなオープニングに続き
「陳情令」では、まず主人公である魏 無羨が死ぬところから始まります。
あまりにも悲しい、魏無羨と藍忘機の別れです。

そして、魏 無羨への世間のあることないことの噂話から始まるのは原作で
魏 無羨への世間での評判の悪さは「陳情令」・「魔道祖師」どれも同じでかなり酷い。
魏 無羨が現世に帰ってくるのは
「陳情令」では16年後、「魔道祖師」では13年後。
（この差は、後ほど理由がわかるのでしょうか。）
召喚された理由もほぼ同じ。
大きく違うのは元の体の持ち主の願いの数。
「魔道祖師」では身体の傷は３本。莫家荘の３人。
「陳情令」では身体の傷は４本、莫家荘の３人とあと１人。
つまり復讐しなければいけない人数が違う。
このことは、後のお話に随分影響してきます。

莫 玄羽の姿をした魏 無羨は目をさますといきなり蹴飛ばされるが、即順応してみせる。
この男、どんなピンチでもお道化た笑顔でいたく楽しそうに乗り越えてしまうのだ。

「魔道祖師 」では、白粉と紅を不細工に顔を塗りたくった痴れ者だが、
「陳情令」では、仮面をつける痴れ者である。
（さすがに美しい俳優さんの顔にそれはできなかったか？）

原作では、莫 玄羽の生前のことやその母親のことが詳しく書かれている。
仙門名家の宗主が父親であり、14歳の時に仙門に迎え入れられているが、
男袖で同門の弟子につきまとったあげく……とある。
「陳情令」では、ちょっと男袖は……。

「起き上がれ」と低い声で囁き、屍をあやつりかつて「夷陵老祖」と呼ばれた片鱗を見せる魏 無羨。

弦を弾く音が２回鳴り衝撃波が……。
「魔道祖師 」では、御剣の術で
「陳情令」では、屋根の上から
藍 忘機の登場である。
う、美しい。その姿を目にした魏 無羨は「相変わらず、白装束だな」って笑ってましたが。
見つかっちゃ面倒だとばかりに逃げ出した姿を感じて
「魏嬰（ウェイ・イン）、お前なのか」
と藍 忘機の心の声が……期待してたんかな。

鬼腕と一品霊器に宿った霊識の差も物語に大きくかかわってきます。
また、物語りを影であやつっていた人も登場してますね。

１話と２話は何度も戻っては見直しました。
１回見たくらいでは理解できません。←アホだから
いや、多分何度も見直すためにあるんだと思いたい。

今回の萌えポイントは、藍 忘機登場と「魏嬰（ウェイ・イン）、お前なのか」くらいなもんですね。

先は長い。
では、また。