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陳情令と魔道祖師  ネタバレ上等9・10 [陳情令と魔道祖師]


暁星塵さんとか出てくるので今回はこれ。



第9話  惑わしの霧

舞天女のほこらに閉じ込められた魏無羨と藍忘機たち。
襲い掛かる村人たちを操っていたのは温晁だった。
温情に助けられ江澄とも合流したが、三人を待たせて、
幻音のする霧の中、二人の距離感もわからない。
集中もできず呪符も使えない。

背中を任せた二人の姿は霧の中で美しい。
が、そんなこと言ってる場合じゃなかった。
鎖に引きずられる魏無羨。(ヤバイ、好き)
(どっかのbehindかなんかで、「新しい世界への扉」の話をしてたけどこのシーン? 違う?)

ニヤリと温晁のフクロウを始末し、村人たちも正気に戻る。
温情と別れた魏無羨たちは櫟陽へと向かうが、
櫟陽では地元の仙家である常氏一族が突然、姿を消すという事件が起きており……。


第10話  清河の雄

櫟陽の仙家に話を聞きに行くという藍忘機に、
情報を得るなら酒場だろうと言う魏無羨。
江澄に酒が目的かと聞かれるが、違うとも言えない飲みっぷりだ。
酒場の給仕から、10年前にこの地域の仙家、
常氏が一族皆殺しにされた話を聞き出す。

原作-----始
時間軸は現在
藍忘機に莫玄羽=魏無羨と見破られたことを知った後のお話。
(二人が追っているものが違うので時間軸も異なるのかな?)
だから、ドラマと違って含光君は少し可愛い感じです。

雇人はすぐに馴れ馴れしくなり、しばらく閑談すると、
もう気心の知れた仲間のように魏無羨の肩に手をかけた。
彼は熱心に話をしていたが、途中で何故が黙り込む。
藍忘機に睨まれていたのだ。

「……あの鋭い目つきを見たら、何も知らない人は、
 おいらがあの方の奥様の肩にでも腕を回したとでも思っちまいますよ……」

その通りである。
あなたはあろうことか恐ろしく焼きもちやきの旦那さまの前で地雷を踏んだのである。
という訳で可愛い? 恐ろしい? 含光君の焼きもちが垣間見れたシーンです。

しかもこの雇人、藍忘機のことを
「町じゃ見たことありませんよ、こんな……こんな」とか言って
「別嬪てことか」って魏無羨に言われてました。

含光君。散々です。
原作-----終

扉をたたく音がして……。

櫟陽の仙門、常氏の屋敷の扉の向こうには常氏一族の惨殺死体があり、
陰鉄が指し示す屋根の上では薛洋(シュエ・ヤン)が不敵な笑みを浮かべていた。
(きゃ~、素敵っ♡←オイ)
そこへ、含光君の次に白いお方がふわりとやってきました。
薛洋は暁星塵(白いお方)を半月も煙に巻き……ふんふんなるほど←聞いてない。

あ、魏無羨!
”同袍”でしたか、”無衣”だかを薛洋に使いましたよ。
これで時系列が現在ならば、確実に含光君の焼きもち案件ですな。
魏無羨も薛洋にはその名は勿体ないようで。
薛洋の命名した「道連れ」となりましたとさ?
やっぱり、魏無羨には藍忘機は特別な存在ということなんだ。

あぶない! となった時、こんどは黒いお方が颯爽と現れました。(宋嵐さん)
二人は、星塵(シンチェン)、子琛(ズーチェン)と呼び合う仲で所謂「知己」です。

白黒の二組で挨拶を交わす。(この時、含光君は白・水色だけど)
(江澄、いたのね。ごめん忘れてた)

魏無羨が薛洋を触りまくってます。(別名:ボディチェック)
そして、自分の面の皮の厚さを認めてますが、
原作でも別のシーンで「昔から面の皮が極厚だったので」とあります。
あなた、どんだけなんですか?
(しっかし、魏無羨に尋問を受ける薛洋は色っぽい。←おい!)
結局、薛洋は陰鉄を持っていなかった。

血縁より志を重んじる、と言う暁星塵たち。
「藍湛、俺たちも!」
とか言うもんだから、江澄が焼きもちやいてまっせ。
魏無羨、何度もくじけず口説きます。

抱山散人、この名前また出てきました。
魏無羨の母である蔵色散人の師匠。
結局、暁星塵は蔵色散人の事を知らなかった。
抱山散人に会って母のことを聞きたいんだなぁ、魏無羨。
とも思うけど…。
何度も抱山散人名前が出てくるのには理由があるんですよね。

多分、母親のことで少し落ち込んでいる魏無羨を心配するような眼差しの江澄や
いつまでも暁星塵と宋嵐の後ろ姿を目で追っている藍忘機に声をかける魏無羨とか
何も言わないのに心で会話した二人(妄想)とか、実にいいシーンです。

后会有期「いつの日にかまた」
再会を約束しているわけではないが、このまま別れてもまたいつか会える。
という意味だそうです。

最後のシーンの薛洋の不敵な笑みと
去っていく暁星塵と宋嵐の寄り添い歩く姿。と后会有期の意味。
耳に目に焼き付けておくと義城編で泣けます。号泣です。(;_;)/~~~

仙家とは距離を保つと言う暁星塵たちと別れた魏無羨たちは、
聶懐桑らと清河聶氏の不浄世へ。
薛洋は聶氏宗主・聶明玦の命令で地下牢に入れられることに。

屋根の上、酒をあおる魏無羨に「私は去る」とそっと言って
藍忘機は雲深不知処へ戻るため不浄世を後にする……。
心のほんの少しの欠片だけ魏無羨の手に残して行くような
このシーンいいですね。

物語りは、溫晁がやってきて大変なことに……。(このあたり雑)

萌えシーンが少ない回だったので2話まとめましたが、
何度も見返すと深いものがあります。
では、また。


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陳情令と魔道祖師 ネタバレ上等8 [陳情令と魔道祖師]

第8話 不吉な影

ウサギと戯れる魏無羨。
陰鉄の件で藍忘機が自分を置いて一人で出かけようとしているのを察知して
一人怒っていた。

そこへ江澄と師姉が現れ、三人でウサギと戯れる。

江澄に「まさか肉を食べるつもりか?」と聞かれた魏無羨は、
ウサギの耳を抑えて「恐いこと言うなウサギに聞こえる」とか言ってます。
「陳情令」の魏無羨は、色々ウサギの事を心配したり随分ウサギに優しい。

原作の魏無羨は、「食べるために勝手に裏山で捕まえた。」
とか言ってましたよね。
これは、藍忘機にどうしてもウサギをもらって欲しくて言っただけかも知れませんけど。

3人が去った後、そこを通った藍忘機がウサギの傍から「また会おう」と声をかける。
魏無羨が置いていったウサギは含光君がしっかり飼うようです。
(良かったね、ウサギちゃん)

兄上、絶賛ドアップ瞑想中。
そこへ、溫晁(ウェン・チャオ)がやってきます。
(相変わらず、嫌なヤツです。お顔は可愛いですが。)
姑蘇藍氏や藍忘機に危険が迫るのか……兄上、不安です。

その頃、藍忘機は一人で出かけるべく船へと向かっていた。
そこへ、江澄たちに挨拶もなく姿を消した魏無羨は
挨拶替わりとばかりに、藍忘機へビワを投げてよこす。

6話では、含光君はビワを投げられても「いらぬ」とすぐさま返却してましたよね。
それが今度は「くだらん」と言いながらも受け取りました。
含光君の心の変化をこんな形で表しているんですね、きっと。

ビワを投げるとは求愛の意を示すのだそうです。
櫛を贈るのもまた求愛の意味で、こちらは分かりやすいですね。

そういえば、江澄って櫛を買ってましたが、
はよ、渡せ! いらんのなら魏無羨にやっちまえ!
魏無羨、いっそのこと含光君に贈っちまえ!
(……あ、すみません。)

二人を見ていた溫晁は梟を放った。
(この梟、偵察機みたいなもんです? 溫晁梟って呼んでいいです?)

どうやら書くのを避けていた陰鉄のこと無視できなくなってきたようです。
なにせ、陰鉄は含光君の懐にありますからねぇ。
タイトル通り、不吉な影です。

どんどん先を歩いていってしまう藍忘機に呪符を用いた魏無羨。
糸みたいなもので繋がり、2丈(6m位)以上離れられないらしい。
(おまえら色々と繋がるの好きだな。 ←おい!)

魏無羨は「面白いだろ」なんて言うが、藍忘機的には面白い訳がない。
いつもの無表情に呆れ顔を張り付けて怒っているのは明らか。
なのに、呪符の名前を決めようなどと言い出す始末。

候補その1 ”同袍”(衣服をともにする意から、苦労をともにする親密な友人)
候補その2 ”無衣”(どうして衣がないものか、お前と同じ襗を着て、……お前と一緒に戦おう)

魏無羨、漢詩から名前を持ってくるあたりはただのバカではない。
しかも、どちらも「同じ服(下衣含む)着て、一緒に戦う親密な友人になろうよっ♡」ってことじゃねぇか!
呪符の名前はどちらに決まったにせよ、意味深です。
いっそのこと「運命の赤い糸」とか。どうでしょうか?
(あ、糸は青かったけど。それと含光君、お願いですから避塵飛ばさないで~)

このシーンも「陳情令」オリジナルですね。
わたくしアホなので、最近気づいて
ここへきて確認に変わってきたんですけど
「陳情令」って直接的な表現を避けるためだったり
映像で再現するのが難しかったりするシーンを
上手に他の場面やオリジナルストーリーとして入れてますよね。
ものすごくさりげなかったり、原作よりも表現が美しかったりして
感動することが多いです。

隕鉄が反応しておちゃらけた雰囲気は一転。
本格的に陰鉄の欠片探しに行く二人。

場所は、潭州。
何やら華やかな雰囲気のある街並みで、物見うさんな魏無羨。
鬼の面で藍忘機を一瞬「ドキッ」させたりと楽しそうである。

まっすぐ家へは帰らなかった聶懐桑とも再会し、
互いに悪い顔して「まったくおみそれしたな」と笑い合う。
この二人がこれを言う時は大概、粋なこと(男的遊び)の話。
藍忘機、睨んでますよ~。

蓮花塢からこそっと出ていこうとする江澄。
こちらも姉上お見通しである。

人だかりのしている場所へと向かおうとすると藍忘機は「人が多い」と言って拒絶。
そうでした、含光君は人と触れ合うことが身体的にも苦手でした。
しかし、魏無羨に手を引かれると案外簡単に引っ張られていきましたよ。
人だかりには混ざれず、皆とは少し離れたところにはいましたが。
本当に嫌だったら、無理やり手を振りほどけたのに。

モブの説明によりますと
「蒔花女(しかめ)が雅室で詩会を開く。雅で才ある修師ならば自らもてなす」と。
ニヤリと藍忘機を見る魏無羨。
(うん、含光君ならきっと文句なしだよね。)

蒔花女について「蒔女花魂(しじょかこん)」で読んだことがあると聶懐桑が語りだす。

「潭州にある花園では女が月下で詩を吟じる会を開き詩が見事なら花を一輪贈る。
その花は3年散らず芳香が続く」と。

風流で雅なことになるとお手の物な聶懐桑。
「お互い様だろう」なんて言いあってるけど
この二人一体いつもどんな話してたんでしょうね? 一度、混ざり隊。

うつくしいな(字幕) 画面=含光君
ほんとだぁ~♡

舞い散ってきたのは、色とりどりの紙花吹雪。
聶懐桑の眼は一点に注がれ、言葉を失っている。

その視線の先にあったものは紙花吹雪が舞う中に
凛として立つ絶世の麗人……藍忘機。

「確かに美しい……白装束だ。」なんて魏無羨は言ってますが、
ずーっと紙花吹雪に見とれるように佇む藍忘機をちょっと可愛いと思ったりしたでしょ。

と思ったら隕鉄が反応、溫晁梟も登場。
全く、いいところでいつも邪魔するんだから!

蒔花女の花苑に向かう三人。
そこには梟の羽が落ちており、陰鉄は奪われた後だった。

”俺とあいつ”、あはは完全にお邪魔虫の聶懐桑。(ごめん)

江澄は温情に教えられ大本山へ。
三人は「寝るところ」を求めて、おばあに連れられ舞天女の祠へ。

突然動き出した舞天女を相手に戦う二人。まさに共闘。
外を傀儡に囲まれ、絶体絶命な3人。
不気味な梟の鳴き声。祠の扉が開いて……。
とここでお話は終わり。


今回は、蒔花女のお話です。

原作でも場所は同じ「潭州」。
例の抹額事件の後の話。

何年も前から廃れている花園、そこは「蒔花女」の花園。
季節に応じて咲く花期の短い花卉を蒔花と呼ぶ。

蒔花女、その名を聞いた魏無羨の心はドクンと震えて記憶の中から蘇るものがあった。

聶懐桑が語っていた「蒔花女花魂」。
「潭州に花畑あり、花畑に女あり、月光の下で詩を吟じ、
 佳詩であれば蒔花女を一輪贈り、三年香り続ける。
 佳詩でなければ、あるいは間違いがれば、女は忽如として現れ、
 面に花を投げ、また消える。」

蒔花女はかなりの美人。
その顔を見るために、魏無羨はわざと何度も詩を間違え、
蒔花女を怒らせ花で叩かれを繰り返し蒔花女の顔をはっきりと見て
彼女の美しさを称賛して回りました。
蒔花女は彼に激怒するあまり長い間現れなかったが、
彼が来ると花の暴風を降らせ、大量の花で叩きつけるそうで……。
しかも本にまで書かれている。

藍忘機がちらりと無表情ながら、この目の中には異様な光が揺れ動き、
まるで彼を揶揄しているようだった。
とあります。
含光君、嫉妬にも似た感情が揺れ動いた? いや嫉妬そのものか。

「陳情令」では、
魏無羨が来ると花の暴風を降らせ、大量の花で叩きつけるところは
紙花吹が大量に舞うことで表現され、
さしずめ美しい蒔花女の役割は含光君が担ったというところでしょうか。
このシーンは本で読むより映像で見た方が綺麗ですし流石な脚本です。

それにしても、この男ときたらやることなすこと人の斜め上を行きますね。
「陳情令」の魏無羨は品行方正です。(哈哈)

公式のメイキングと違い、ビハインド的なのを貼るのは本編とちょっと関係ないと言うか
どうかと思うのですが今回のシーンではどうしてもこの映像が思い出されまして……。
ちょっと内容がヤバイと思うけどなどと言い訳をしたところで、
何でも見てもいいやという方のみどうぞ。

えいっ! では、また。




(いつもより、サイズもちょっと控えめ)

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陳情令と魔道祖師 ネタバレ上等7 [陳情令と魔道祖師]


今回は、恋する乙女のように可愛い含光君です。


「ブロマンス」? 何それ食べれます? 状態でお送りいたします。
ネタバレ満載、妄想三昧なのでご理解いただける方のみお読み下さい。


陳情令 第7話 天灯に託す願い

藍氏家主・藍翼は陰鉄の災いを食い止めるよう2人に託し、霊識は消滅した。

二人は重なるようにして寒潭洞から戻ったところを
江澄(+途中で出会った温情)に見つかってしまう。

・・・しばらく、妄想入りの状況説明となります。(お許しを)

---妄想始め---

江澄
 (魏嬰! 何が、「なぜ ここに?」だ!)
 (それより、一体どういうシチュエーションなんだ!、お前たち!)
 (その体制ヤバいだろう。魏無羨は藍忘機に乗っかってる...)
 (しかも、抹額で繋がってるし...)
「魏無羨、ひと晩中どこにいた?」
 (温情「わたし、なーんにも見てないわ。見てないことにしとくわよ!」)
 (藍忘機、何が、「ひと晩 過ぎたと?」だと、しらばっくれやがって!)
 (こいつら、どこで何してやがった?)

---妄想終わり---

相変わらず口の悪い江澄。
魏無羨の姉上は心配するは、沢無君は寝ずに探してるは大変なことになってました。

江澄に「昨夜はどこに?」なんて聞かれても本当のことを答えられる筈もなく、
藍忘機にずっと「余計なこと言うんじゃねーぞ」とばかりに睨らまれながら
さすが、魏無羨はうまいこと何とかごまかす。

魏無羨は「どうよ?」と得意げに藍忘機の方を向いて「へへっ」と笑うと
藍忘機は、無表情で「よかった~」と返す。
(何だか、浮気が見つかった浮気相手のような心穏やかでない感じの含光君がいいですねぇ。)

聶懐桑も二人のこと心配してたようで
「また適当なことを」みたいな表情の藍忘機を後目に
あることないこと話して脅かしたものだから聶懐桑は逃げてゆく。

魏無羨と藍忘機が二人で目で会話中、
(お前、何を適当なこと言ってんだ! いいじゃん別に。)
江澄が通りかかるが、二人をみて逃げるように去っていく。
その江澄を魏無羨は追って行く。
江澄「急に藍忘機と親しくなったな...、いっそ雲深不知処に残っては?」
魏無羨「変な想像するなよ」(ねぇ、どんな想像?? ←オイ)
肩を組んで歩く仲の良さそうな二人の姿を藍忘機はじっと見ていた。
もの言わぬその表情はどこか悲しそうであった。(と見えた)

含光君、江澄に対して少し思うところはあるのかな? とは思います。
この先、何度も魏無羨を巡って色々とある二人です。

何故か、同じグループで天灯を作成中の二人。
「生死を共にしたんだ、一緒に天灯を揚げて祈ろう」と距離を縮めようとする魏無羨。
「1人が性に合う」と答える藍忘機に
「2人にも慣れるさ」と藍忘機のためにウサギの絵を描いた。

その絵を見た藍忘機の顔は「はっ」とした表情からほんのりと表情を持ち、
やがて柔らかな笑みをもらす。
(含光君たら、ウサギ好きなんだ。ふふふっ←意味深)

含光君の笑い顔って、本当に綺麗で可愛くて。。。あ、いかん涎が……。

魏無羨め、こら、いいところで「笑ったな?」とか言って揶揄うんじゃない!
お前も柔らかく微笑み返せ!
で、手ぐらい握れ! ←オイ!
せっかくいい雰囲気だったのにほーら、怒っちゃったじゃないか。
そのおかげで高価な天灯を燃やされてしまう聶懐桑の身にもなれ!

でも、何だかんだ言っても結局一緒に天灯を上げた二人。

天灯はゆっくりと空高く昇ってゆく。
みな、それぞれの想いをこめて祈る。

「この魏無羨が一生悪をくじき弱きを救えるように」
そう言って祈る魏無羨を藍忘機は見つめて……この言葉は彼の心に深く刻まれていく。
(だって、回想されるもん。)

とそんないい感じに事は進まず、金子軒の江厭離に対する態度に激怒し、
シスコンの魏無羨と金子軒は取っ組み合いの喧嘩になる。

そこへ含光君も駆けつけ魏無羨を止めましたよ。
はい、しっかりと腕を掴んで、師姉が止めている間も離さない。(哈哈)
師姉が来た時、なんか寂しそうだった。まあ、師姉にはかなわないもんね。
師姉に魏無羨を連れていかれて取り残された感がありました。

次の日、中庭で反省? してるような魏無羨。
「反省するくらいならなぜ手を出した?」
なんて、ちょっと可哀そうに思ったのか含光君。
いや、アリで遊んでました。らしいわ、魏無羨。

魏無羨の思惑通り? 師姉は破談に。
もっといい男がいるさ。なんて師姉を慰めたら
「美しくて賢い妻を娶れるわ」とか言われてました。
(うんうん、美しくて賢い旦那さまだけどねっ♡)

座学が終わった?
「陳情令」では、3人とも強制終了で蓮花塢に帰ることに。
(アニメ版だと魏無羨一人だけ帰らされて強制終了。江澄は座学継続。)

江澄 「何故、藍湛にだけ別れお挨拶を?」(気に入らん!)
魏無羨「認めているのさ」(フン!)

随分、藍先生には嫌われてますな。
原作ではもっと嫌われてますけどね。

藍忘機は去っていく魏無羨の後ろ姿を見つめていた。
「陰鉄を探す件を知らせなくても?」
「無用です」と答えた藍忘機が本当は魏無羨と一緒に行きたいことを、
さすが兄上、お見通しなのである。

裏山のどこかで寒潭洞にいたウサギと遊ぶ魏無羨。
蓮花塢に連れて帰ろうか? 藍湛が退屈な時にウサギと遊びたがるかも?

魏無羨は、藍忘機が一人で何をようとしているのかに気づいた。
とここで7話は終わりです。


原作に触れます。

藍啓仁により雲深不知処にある四つの透かし彫りの窓、
藍安(ラン・アン)の足跡四景のことが語られる。

藍氏の始祖は「藍安」。寺の出身で僧侶として育ち、
還俗した後、伽藍の「藍」の字を取り姓とし楽師としての道を歩む。
姑蘇で彼は探し求めていた運命の人に出会う。
二人は「道侶(生涯、共に修行する想い人)」となって、
姑蘇藍氏を立ち上げその礎を築く。
道侶が他界すると藍安は寺に戻り入寂した。

珍しく興味深く説明を聞いた魏無羨。
(そうだよなぁ。真面目ちゃんで頭でっかちの藍忘機の始祖がそんな人だなんて。)
僧侶だったと言うのは戒律の厳しさで納得です。

この始祖のこと後々、もっと納得する出来事に遭遇します。
それはまたずっと先のお話。

今回は「ウサギ」について書きますね。

「ウサギ」は昔から中国ではBLの象徴のような存在。
18世紀末に禁止されるまで、
ウサギの神「兎児神」(トゥーアルシェン)が同性愛者の守護神として信仰を集めました。
余談ですが、日本でも「衆道」と呼ばれる男色の文化がありました。
男色における兄分と弟分との間の義理、意気を重んじたものです。

古代を舞台にした「陳情令」では、
修行の世界(修真界)における伴侶が同性であっても不思議はない訳で、
魏無羨と藍忘機が恋に落ちてもそれは自然なことなのかも知れません。

引き立てるように咲く白木蓮の花枝。
一人窓辺に座っている藍忘機は出かけようと通りかかった魏無羨を見ていた。
午の刻になってから戻って来てた魏無羨が窓の外から入って来たが、
何も見えず、何も聞こえないという態度の藍忘機に
「会いたかったんだろ? じゃなきゃ、何でさっき俺のことを見た?」と言う。

図星だったんでしょうね、藍忘機はすごく怒ります。
そう怒るなと、この時、お詫びの印にと持ってきたのがウサギです。
2羽のウサギをプレゼントします。

勝手に裏山で捕まえた。食べるために。と言われ、
このウサギたちを心配したのか藍忘機は「もらう」ことにします。

一羽は死んだ魚のような目をしていて、のんびりと床に伏せていて動こうともしない。
もう一羽の方は、片時も休まず飛んだり跳ねたりして落ち着きがない。

まさに藍忘機と魏無羨を象徴しています。
どこから来たのか記憶がないですが、
アニメ版だと13年後の雲深不知処にいました、白と黒のウサギ。
それこそ、性格の違いを述べなくても見た目で分かりますね。
(つまり、二人は同性で愛し合うということですね。)

「藍湛、藍湛!」と魏無羨は急に声を荒げた。
「見ろよ。こいつら重なって……もしかして……」
「二羽とも雄だぞ!」と藍忘機が鋭く言った。
「変だなぁ、俺がなんて言うと思った」
「雄か雌なのか確認なんて全然気にしなかったのにお前は……。」
(おーい! 6行前で言ったことが恥ずかしいじゃん!)

またもや藍忘機を怒らせてしまいます。
蔵書閣から締め出される魏無羨。

……微かに揺れて入り込んでくる白木蓮の花枝は窓の外に締め出すことができた。
それなのに、どうあがいても、魏無羨のあの陽気な笑い声だけは締出すことができない。

あぁ、含光君……。すでに完全に恋に落ちてます。
振り払っても忘れようとしても、離れてくれないどうしようもない気持ち、
自分の心に住み着いた魏無羨に怖れすら感じて、かなり苦しんでいるんだと思います。

二度と座学に参加しなくなります。
(叔父上が、魏無羨がうつる。とか言って参加させなかったのもありますが。)

次回も純情な含光君の恋物語を見守ることにしましょうか。(え、違う?)
では、また。

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陳情令と魔道祖師 ネタバレ上等6 [陳情令と魔道祖師]


お、叔父上……やらかしてます。



無邪気な含光君。か、可愛い。でも、やっぱり小学生だったか。


「陳情令」

関東ローカルですが1話から3話まで無料放送されたり
全編日本語吹替版制作決定! したり
https://twitter.com/TheUntamedJP
はたまた、オーケストラ公演開催されたり
https://mdzs.jp/drama/orchestra/

とても楽しみです。

原作、3巻まで読みました。
4巻もですが、番外編が楽しみで~す。

蛇足ですが、お話に出てくる時は「魏無羨」と「藍忘機」
二人が呼び合う時は「魏嬰」と「藍湛」
私が感想として書く場合は「魏無羨」と「含光君」
と表記を分けています。


陳情令 第6話 志の継承

例の3バカトリオ(魏無羨+江澄+聶懐桑)は魏無羨の部屋へ集まり
天子笑を片手に何やら話し込んでいる。
(そういえば、5話の最後のシーンでちゃっかり天子笑を買ってましたね。)

酒好きな魏無羨、「芳醇な酒は美女のごとし」などと宣う聶懐桑。
二人の女好きに理想の伴侶像を揶揄われる江澄。
(江澄、面食いなのねぇ~。)
三人で追っかけっこというわちゃわちゃ感がいいです。

ですが、何故かそこへこともあろうに藍忘機が登場。
寝台の上でしれっと取り繕う三人が可愛い。
「何をしている」と問う藍忘機に
「一緒に酒でも飲もうぜ」と誘う魏無羨。
飲む訳ないだろ!と言わんばかりの藍忘機の袖を
くいっと引っ張る魏無羨がこれまた可愛い。
(藍忘機は一瞥するだけで怒らないんですよねぇ。)

藍忘機に何やらお札を貼る魏無羨。
どうやらお札の効力でその人を操れるようだ。催眠術状態?
まんまと藍忘機に酒を飲ませたはいいが、
一気に飲んで一気につっぷして倒れてしまう。つか寝てしまう。
自分の寝台に寝かせ、「魏哥哥」と呼ばせるは、抹額に触ろうとするは、
やりたい放題である。

個人的には、含光君の寝姿が見られたのはありがたいし、
儚げでちょっと悲しそうな感じの含光君も雅だし、
必死で抹額を直そうとする含光君もこれまた可愛かったんですが、
そんな便利なもの(お札?)があるならもっと活用してくれぇ~。 ←オイ!

抹額について、触れていいのは父母と妻子だけと話す藍忘機。
「そんなんじゃ、嫁の来てなんかない。生涯独り身だな。」
とか言ってる魏無羨……将来自分が嫁に来るくせに!

「母はいない。」と言う藍忘機に
両親とのほんの少しの思い出を語りだす魏無羨。
(原作では魏無羨の両親との思い出は、藍忘機に引かれたリンゴちゃんの背の上で。)
「同じ天涯孤独、一緒に飲もう。」と勝手に意気投合?
その後、本当に一緒に飲んだのかは分かりません。

心を通わせた良いシーンですが、
きっと藍忘機は酒が入っていたせいで何も覚えていないに違いない。
残念です。

朝、誰かが戸を叩く音が鳴り響く。
「あっ、やべぇ! 藍忘機が隣で寝て。。。(ないですね、すいません)」

寝台から転げ落ちるあられもない?藍忘機を見て笑い転げる魏無羨だが、
笑っている場合ではない。
戒尺で300回の罰。
藍忘機も同罪である。

原作では、藍忘機は酒など飲んでません。
でも藍忘機も懲罰を受けます。
それは何故でしょう。
天子笑を買って帰った時、またもや藍忘機に遭遇。
「懲罰」と言われた魏無羨は藍忘機に抱き着いたまま雲深不知処の塀の外へ落ち、
「同じく禁を破ったんだから俺のことを罰したいのなら自分のことも罰する羽目になるんだからな」
と言われたから。
自分に厳しいというか、義理堅いというべきか。
(魏無羨にがっちりホールドされた含光君見隊ですね。←オイ!)

沢無君は罰の傷を裏山の冷泉で癒やしてはと魏無羨に勧める。
ズタボロの魏無羨に冷泉を教えてくれるやさしい兄上。

冷泉に到着した魏無羨はそこで藍忘機の美しい裸体に遭遇。
惜しい、含光君は衣を着てしまった。
けど、ちょっと見たよね、魏無羨。
(ええ、わたくししっかり見ましたとも。)
ドラマでは魏無羨は衣を脱いでませんが、原作では脱ぎ散らかしてます。

(既に魏無羨は「藍湛」と気安く呼んでますね。)
すすっと魏無羨を避ける藍忘機とさらりとディスる魏無羨。
でも「俺は自分が認めた奴とは友達になりたい」と言うが
速攻で断られる。
さらに、「蓮花塢(れんかう)へ行こう。美女も多いぞ」と誘うが
「行かぬ」と言われる。
(もう、含光君のツンデレめ!)

アニメ版では、
江澄におんぶされたり、藍忘機に裸で近づいたり、
「友達になろう」「だが断る」の件は同じですが、
衣を持って行こうとするは、(結構、いい仕事します。)
「おまえいい身体してるな」なんて言ったりもします。
桜の枝を折って戦う、雅な含光君も見られます。
琴の音と月の光、含光君によく似合います。
このシーンはアニメ版の方が好きですね。

「陳情令」では、
ここで、2人は冷泉の底へと引きずり込まれてしまい……。
寒潭洞のお話。これは、完全にドラマのオリジナルストーリー。

琴からの衝撃波(弦殺術)を受ける魏無羨と
剣(避塵)を飛ばし魏無羨を助ける藍忘機。
蘇った魏無羨をひたすら守る藍忘機の姿と被ります。
カッコいいです。

抹額をつけた兔……法力……「藍湛、抹額を貸してくれ」。by 魏無羨

えっ! 以外とあっさりと貸しましたよ、藍忘機。
しかも、二人の手首に結び付けた。
二人が繋がった!(快樂的)

うぁあ、含光君の門礼、幻想的で美しい。(ただの感想です。)

藍翼(ラン・イー)=藍氏史上唯一の女宗主が現れ
陰鉄にまつわる話を始める。
(後に魏無羨が暮らすことになる乱葬崗の話や伏魔洞がここで登場してました。)

ここで寄り道的に「抹額」に纏わるお話をしておきましょうか。

義城編の後、宿屋で皆で夕食というシーンの時、
「陳情令」とはいささか違うやりとりの後、
藍忘機が魏羨晩の晩酌に付き合い......ま、色々あるんですがここではまだ……。

魏無羨ときたら酔った藍忘機に対していたずら心に火が付き、
「じゃあ抹額を外して」と言ってみた。(←ココはややあって林の中)
なんということでしょう、
藍忘機は抹額を使って彼の両手をまとめて縛り、ゆっくりと結び目を作り、
ついには七、八個もの連なったコマ結びを作った。
「囚人みたいだな」と思う魏無羨。(何を呑気な!)
「解いてくれ」「いや、帯じゃなくて」なんて素敵な件もあります。

そして、藍忘機に引っ張られた魏無羨は林の中を通り抜け店の宿屋の1階へ。
思追をはじめとした青年たちにその姿をしっかり見られる?
いや、藍忘機がしっかり皆に見せつけるという怖ろしい展開です。
(でも、その続きが楽しいですよ。ぜーったいに「陳情令」では入れられませんけど。笑笑)

抹額について、
(魏無羨に「抹額」の意味を聞かれて)
『自らを律する』という意味がある……
天が定めしもの、心から愛する人の前だけでは、何も律する必要はない……
唯一触っていいのは……と思追が言葉を濁す。

要するにそういう関係の相手ということですね。

抹額、薄手に見えるけれど、実はしっかりとした作りだそうで
今回、二人の手首をしっかりと結び付けた訳ですね。

ブロマンスと銘打ってますが、何かと匂わせがあるんで萌えます。
もちろん、7話も自分的萌場景あります。

では、また。

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