『さくら心中』 第58話 驚愕の三角関係 その3 [さくら心中]
「お待たせしました、タクマです」
「僕、未亡人熟女萌えはもう卒業です。やっっぱり若い方が…」 「あら、そうなの…」
「それは、少し寂しいわね。それは私にもうお店に来るなってことかしら?」
「いえ、僕はそんなつもりじゃ。ただ、あなたの経済的負担になりたくなくて…」
「また、余裕が出来たら来てください。(ニコキラッ)」
宅間! だから、空也さまのマネすんな!!(よほど、嫌みたいだぞ)
深紅ではないものの、バラの花なんか持ってきちゃって!
さくら相手に歯の浮くようなセリフを並べ立て
陸雄くんに勝利宣言をし
余裕をかます宅間。あームカつく。
相変わらず、探偵業に精を出す陸雄くん
の後ろでは、よくまあそんなに次から次へと
どこからそんなセリフが出てくんだ宅間。
で、さくらはもうメロメロでこんなんになってるし。
陸雄君的に絶望的な展開が…。
ぬぅわにぐぁ、「思い出に残る夜にしよう」じゃ!
何で二人で裸で鏡を見てるんだ? ここシャワールーム?
男性恐怖症じゃなくても、この状況って悲鳴あげそうなもんだけど…。
宅間の愛情表現のごとき大きな胸にすがり、
与えられる優しき愛情に溺れていくばかりのさくら。
喜びに紅潮する頬に這わされる宅間の悪戯な指。
唇の温もりとかすかに感じる男の匂い。
確かな腕の感触。
強く響く胸の鼓動。
怯えと官能。
未知なる世界へと導かれて
さくらの華奢な身体が桜色に染まり始めた。
って、ほっとくと官能小説書いてしまうぞ。( ̄□ ̄;)!!
男には2種類しかいない。
官能を与えられる男と与えられない男。
どこかで知ったこの言葉…。
まさに、宅間は官能を与えられる男なのだと思います。
自然過ぎるくらいに女心に入り込むのが上手くて、自然な流れで抱きしめてしまう。
これは過去の経験に裏打ちされたものでもあるし、生来の才能でもあるのでしょうね。
いや~、ぶっちゃけ皆さん感じてることかもしれませんけど
比呂人でも宅間でも(徳山さん自身なのかな?)、桜子とだと妙な緊張感がありありだけど
さくら相手だと凄く自然で堂々としててキスも上手だし、躊躇ないんですよね。
だからか、より官能的だと思いませんか?
この二人の組み合わせが相性がいいのかな?
比呂人とさくらの時だって、変態さんキャラで遊びたくなるほど
自然に嵌っててエロティックで、とってもじゃないけど親子に見えなかったし…。
笛木さんの方が年上だし、ガラスのハートの持ち主(本人談)は
色々と遠慮しちゃうところもあるんかな。
結構年下の林さんだと男としてのプライドやら自信やらが
演技ではない部分で出ちゃうとか…?(笑)
ま、妄想の域を出ませんがねー。
ちょっと思うところがありまして、今回はもうちょっとだけ続けさせて下さい。
とんとんさん、はじめまして。
いつもこっそり覗かせていただいちゃってまーす。
今回はいてもたってもいられなくなり(笑)。
私には美容院でのシーンがたまらなく官能的だったのですよ。
宅間がこれからはさくらを愛すると桜子に告げ、桜子の隣に座り会話を交わすあの場面。桜子を渇望している想いを抑え、桜子の望みを受け入れ、それでも桜子の傍にいたいという気持ちがふとした表情に現れる・・・てな風に観てたのですが(笑)。
本当に繊細な表現をされる徳山氏。
でも、基本、桜子も宅間も肉食系なのでこのままではすまないのだろーと・・。四つ目は主役二人でかなと予想してます。
by 豆大福 (2011-04-03 15:32)
ごめんなさい!訂正です。
「桜子の傍にいたいという気持ちが、言葉やふとした表情に現れる」で(苦笑)。
by 豆大福 (2011-04-03 16:27)
とんとんさん こんばんは。
>男には2種類しかいない。官能を与えられる男と与えられない男。
私の記憶が確かなら映画『愛の流刑地』で小説家がバーのママに言われる言葉だったと思います。
実は私もさくらとの絡みのほうが自然に受け入れてます。(笑)
by masaruh (2011-04-03 22:10)
私も美容院でのシーンは、一種、究極の愛の告白だと思います。
さくらを愛することにしたと言いつつ、桜子への思いは次元を超えた愛。
「ここを離れたくないんです。」の言葉とともに桜子を見つめながらゆっくり座るシーン。
桜子と比呂人が運命の出会い、運命の愛であったように
宅間にとって桜子との出会いと愛は、運命であった。
彼女がそう望むなら、それに従おう。
ただひたすら、彼女のそばにいたい。
それがたとえ娘と結婚することになっても。桜子をずっと見守っていたい。
二人の思いは寄り添っているけど、交わる事はきっとない。
宅間は覚悟を決めたんですね。きっと。
・・・・・・・なにの、桜子は「なんかちょっと寂しい」って。
それは言っちゃいけないでしょ。
宅間の思いが台無し。
まあ、女心の本音がポロリ・・・だったんでしょう。
by cono (2011-04-04 00:09)
>豆大福さん
はじめまして。
>私には美容院でのシーンがたまらなく官能的だったのですよ。
>それでも桜子の傍にいたいという気持ちがふとした表情に現れる・・・てな風に観てたのですが(笑)。
はい、そうですね。
あのシーンでの宅間の桜子への距離感の近さって長年連れ添った夫婦のような安定感でした。
深い想いを告げる宅間はとても素敵…。
なんですが、なんせ比呂人至上主義なもので…。(笑)
単にそんな宅間の思いが許せなかっただけなのでした。
そこらへんは「その4」で補足してますので、
読んでみたいただけると嬉しいです。
by とんとん (2011-04-04 01:18)
>masaruhさん
>映画『愛の流刑地』で小説家がバーのママに言われる言葉だったと思います。
あ、そうでした。
すっかり忘れてましたわ。そんな言葉だけ覚えてるヤツであります。
ありがとうございます。
さくらと宅間の濡れ場、見隊けど、比呂人は自分にそっくりな相手と…。
複雑な思いで見るんだろうな。
などと思ってはニヤニヤしてしまうとんであります。(笑)
by とんとん (2011-04-04 01:22)
>conoさん
>美容院でのシーンは、一種、究極の愛の告白だと思います。
さくらを愛することにしたと言いつつ、桜子への思いは次元を超えた愛。
素敵な表現ですね。
宅間、まっすぐに桜子を見て「ここを離れたくないんです。」と言った時
そうは思ったんですけど、だからこそ受け入れられなくて、
宅間がもっと悪い男だったなら良かったなと思いましたよ。
そうすればこんなに心をかき乱されることもなかったのに。
ダメなんですよ、桜子が比呂人以外の男に見守られるなんて
なんせ比呂人至上主義なもんで…。
なのにさくらに乗り換えた宅間にムカつくし、
この矛盾どうしていいのか、自分でも処理できなくて
イライラしてました。
今は、自分で整理もできたし皆さんの意見を読ませていただいて
自分の小ささに反省もしてるんですけどね。
>それは言っちゃいけないでしょ。
宅間の思いが台無し。
まあ、女心の本音がポロリ・・・だったんでしょう。
宅間にもたしなめられてましたもんね。
女心の本音をポロリとこぼす
珍しくおちゃめな桜子は何か可愛かったと思いません?
by とんとん (2011-04-04 01:31)